介護職に就いた方の中には、「人と接する仕事をしたい」「誰かの役に立ちたい」と考え、介護業界を希望した方も多いと思います。そんな方の中には、「思い描いていた仕事とは、違った」と感じている方もいるでしょう。実際に、介護業界で仕事を始めることで、「こんな仕事もあるの?」と驚くこともあるでしょうから、「精神的にキツイ」と感じている方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は介護職の精神的苦労についてご紹介しましょう。介護の仕事を行う際には、施設などに勤務することになりますが、その施設の中には様々な利用者の方がいます。中には、わがままや認知症が原因で介護士に暴力をふるう方もいれば、暴言を吐いたりする方もいます。そのため、毎日暴力をふるわれたり、暴言を吐かれるたりすると、「精神的に辛い」と感じてしまうスタッフもいるのではないでしょうか。また、女性介護士の場合は、利用者の方からセクハラなどを受けるケースもあるそうなので、「誰にも言えずに困っている」という方もいるかもしれません。こういった精神的苦労を感じている場合は、まずは一人で抱え込まずに上司や同僚などに相談するようにしましょう。

上司に相談することで、的確なアドバイスを受けられることがあるかもしれませんし、配置換えをしてもらえる可能性も十分にあります。精神的苦労というのは、知らず知らずのうちに体調に影響してしまうことがありますから、早めに対処しするようにしてください。せっかく介護職として活躍しているのにも関わらず、こういった苦労が原因で離職してしまっては、勿体ないはずです。

悩みの中には自分で解決できるものとできないものがありますが、なんでも一人で抱え込まないようにしましょう。Webサイトの中には、介護の苦労にまつわるエピソード集やその解消法が載っているものもありますので、併せてチェックしてみると良いかもしれません。